独身男性のための資産形成
投資って何?仕組みや種類を解説!
Topic
近年「投資を始めるべきか?」と、悩まれている方がとても多いようです。
しかし投資と聞くと、「なんか難しそう…」「リスクがありそう…」と思う方は、結構多いのではないでしょうか?
また、始めてみたいと思いながらも、よくわからなくて始められない方もいらっしゃると思います。
しかし今の時代「投資は必須」です。
本コラムでは、「そもそも投資とは何なのか」ということから、投資の種類まで、投資の基本を初心者でもわかりやすく解説します。
Index
投資とは?
投資とは簡単に言うと、国や企業からの「応援してくれてありがとう。お礼に利益を」というシステムです。
今後に期待できる企業に対してお金を預け、リターンを得ることができます。
また投資は、社会全体の経済成長を支えるという役割にもなっています。
私たちが預けたお金で、国や企業は事業を拡大し、雇用が拡大したり、従業員の給与も上がり、私たちの生活が向上していくのです。
生活が向上するとはつまり、お金に余裕ができてモノやサービスに使えるお金が増えることです。
私たちがお金を使うことで、経済は成長していきます。
投資はギャンブルではない
投資とは「ギャンブルのようなもの」「危険なもの」と感じている方がいらっしゃいます。
たしかに投資は、お金が増えるか減るかわからないという点で、ギャンブルと比較されることがありますが、投資とギャンブルはそもそも目的や仕組みが異なります。
投資とは、国や企業が成長を目的として資金を集め、利益を投資家に還元する、社会全体にとって有益なものです。
それに対してギャンブルとは、娯楽が目的です。
得する者と損する者がいることが前提で、賭金を参加者で取り合うものなのです。
投資の種類
続いて投資の種類を紹介します。今回は、以下の3つを紹介していきます。
・株式投資
・債券投資
・投資信託
株式投資
株式投資とは、企業が公開している株式を売買して、利益を出していく投資のことです。
株式とは、会社が活動するための資金や、事業を拡大するための資金を集めるために発行されます。
株式投資は、安全性は低いですが大きな収益を期待できます。
株式投資の魅力は3つあります。
1つ目は譲渡益(キャピタル・ゲイン)を得られることです。
株式を買ったときよりも高く売れると、利益を得られます。
2つ目は、配当金(インカム・ゲイン)を得られることです。
会社が得た利益を、投資してくれた株主に還元します。
3つ目は、株主優待を受けられることです。
会社の製品やサービスなどの優待を受けられる場合があります。
株主優待を目当てに少額から株式を保有している方もいらっしゃいます。
これだけ聞くと、株式投資はすごく魅力的なものに感じますね。
しかし利益を受けられる分、リスクもあります。
企業が発行する株式の価格が、上がったり下がったりすることです。
短期的な売買の場合は、収益が増える場合もありますが、その分安全性が下がります。
一方で配当金や株主優待狙いの長期投資であれば、リスクを抑えることが可能です。
債券投資
債券投資とは、国や地方公共団体、企業などが発行している債券への投資です。
債券とは、国や地方公共団体、企業などが発行している借用証書のようなものです。
満期時に受け取る金額や、利子の金額などの条件が、あらかじめ決められています。
債券投資の魅力は2つあります。
1つ目は、満期時に受け取る額面金額があらかじめ約束されている点です。
投資をするにあたり、元本割れすることが一番懸念されますが、その点で安心です。
2つ目は、保有期間中は定期的に利子を受け取ることができる点です。
債券投資は安全性が高い分、収益性はあまり高くありません。
特に今は低金利の状況では、あまり収益は得られないです。
しかし預貯金よりは利率が高いため、安全性を重視しながら投資したい方にはおすすめです。
投資信託
投資信託とは、複数の投資家から集めたお金を、資産運用の専門家が投資・運用する商品です。
その運用の結果生まれた利益を、投資家に還元します。
株式や債券、不動産などを組み合わせて作っているパッケージの商品です。
投資信託の魅力は3つあります。
1つ目は、専門家が運用してくれている点です。
株式や債券と違い、投資の専門家が運用してくれるので、安心して運用することができます。
2つ目は、安全性を重視したものから収益性を重視したものまで、様々な種類がある点です。
自分が取れるリスクに応じて、商品を選ぶことができます。
3つ目は、分散投資でリスクを軽減できる点です。
株式は、投資した企業の株が上がれば利益が増え、株が下がれば利益も減ります。
一方、投資信託は、パッケージ商品のため、例えばパッケージの中にある6つの株のうち2つ下がっても、4つが上がれば利益が増えます。投資の分散は大事なポイントです。
以上の点から「投資信託は初心者向け」と言われています。
まとめ
投資の仕組みと種類についてご紹介しました。
参考になりましたでしょうか?
投資と聞くとハードルが高く感じたり、危ないものと思われがちです。
しかし投資は社会全体にとっていい影響をもたらすものです。
自分に合った投資を選び、自分の将来も日本全体の経済も良くしていきましょう。